法人向けカーリースでN-VANのリース料金は月額いくらぐらいなのか調べていきたいと思います。
N-VANは2018年からホンダで販売されている軽貨物車です。
N-BOXをはじめとしたNシリーズでは初めての商用車となっており、軽自動車として最も人気のあるN-BOXをベースに開発されています。
そのため見た目はN-BOXに非常に近いものになっており、これまでの何だかのっぺりした軽商用車と違ってスタイリッシュな感じになっています。
また軽商用車としては初めて助手席側のセンターピラーを廃した「ドアインピラー構造」を取っており、助手席側からの荷物の積み下ろしが非常にやりやすくなっています。
運転席以外を取っ払えばかなりの量の荷物を載せることができるでしょう。
その分座席はチープな作りになっており居住性もいまいちな感じになっています。
あくまで商用車なので運転手にプラス荷物という使い方を想定して削れるコストを削っているという感じですね。
これまで軽バンといえばスズキのエブリイとダイハツのハイゼットカーゴしかありませんでしたが（OEMを除く）、N-VANが登場したことにより第3の選択肢ができました。
法人での利用が一般的ですが個人で利用することもできなくはないです。
エブリイやハイゼットカーゴに比べると若干割高なのですが乗用車に近い見た目のいい車を社用車として利用したいと考えている方は候補に入れてみてください。
カーリースを利用するメリット
法人がカーリースを利用することのメリットは次のようなことがあります。
- 頭金が不要
- 月々一定の負担で利用できる
- 車検などのメンテナンス費用も含まれている
- 固定資産として扱われない
- リース料金はすべて経費として計上できる
- 管理が一元化できる
もちろん購入しても経費として計上することはできますが減価償却を考えなければならず、事業が軌道にのっていないうちは大きな負担となってしまいます。
また台数が多くないうちはいいですが会社の規模が大きくなってくると車の管理も大変になってきます。
カーリースを利用すればメンテナンスの日取りや先々の費用などの計算が立てやすいので事業を行っていくうえでも非常に便利だというわけです。
唯一デメリットとしては購入するよりも支払総額が高くなってしまうということがあるのですが、そこに目をつむってもはるかにメリットの方が大きいというわけです。
法人向けのカーリースは1970年代から提供されており、現在でも300万台以上の契約数があるのでそれだけ法人にメリットがあるということですね。
軽バンなら契約条件次第では月々2万円台で利用することも可能なので資金を用意するのは難しいけど車は絶対に必要だという事業者の方はぜひ利用を検討してみてください。
おすすめのリース業者
法人向けカーリースのトップシェアベスト3は次の会社です。
- 1位.オリックス自動車
- 2位.住友三井オートサービス
- 3位.東京センチュリー
この中でもオリックスはシェアが30%を超えており、群を抜いて顧客を獲得しています。
最近台頭してきているカーリース業者もたくさんあるのですが、これらはどちらかというと個人向けに力を入れている業者となっています。
そのため法人向けのサービスを利用するなら上記で紹介している老舗リース会社の方がおすすめです。
N-VANのリース料金
オリックスで法人向けのN-VANのリース料金を見積もってみたところ以下のようになりました。
| 契約年数 | ファイナンスリース | メンテナンスリース |
|---|---|---|
| 3年 | 35,200円 | 41,690円 |
| 4年 | 27,720円 | 33,770円 |
| 5年 | 23,320円 | 31,020円 |
| 6年 | 21,670円 | 29,590円 |
| 7年 | 19,360円 | 28,160円 |
見積もりを取ったN-VANのグレードは「2WD ハイルーフ 5ドア G・Honda SENSING 2/4人 350kg 660cc ガソリン DCVT」で、月々の走行距離は1500kmに統一しています。
オリックスでは契約年数によって選択できる走行距離が変わるのですが、最大で月2500kmまで選択することができるので利用目的に応じて最適な走行距離が見つかるると思います。
逆にそんなに走らないという場合は500kmまで減らすことができ、走行距離が短くなればそれだけリース料金も安くなります。
社員の通勤のために使ったり営業のために使ったりと用途はさまざまだと思うのでそれに応じて変更するといいでしょう。
ファイナンスリースとメンテナンスリースがありますが、会計処理など事務作業を簡略化したい場合はメンテナンスリースの方がおすすめです。
リース料金を見てみると7年契約のメンテナンスリースで月々2万8000円となっていますね。
この金額は軽バンの中では決して安いものではありません。
しかしそこに目をつむっても利用するだけの価値があると感じる方もいるでしょう。
N-VANが気になっている方は一度試乗してみてどんな感じなのか体験してみるといいでしょう。
N-VAN以外の軽バンについての情報が知りたいという方は以下のページにまとまてあるのでそちらも参考にしてください。
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軽バンのおすすめリース会社と人気車種
軽バンのおすすめリース会社と人気車種を紹介していきたいと思います。 軽バンは一般的な軽自動車と比べるとエンジンの位置などに違いがあり室内のスペースが広く確保されています。 これまでは商用車として人気を ...
まとめ
N-VANは選択肢の少なかった軽商用車に投じられた第3の選択肢となっています。
激しさを増していた価格競争からは早々と撤退しており、使いやすさとデザイン面から勝負しています。
N-BOXがベースになっているのでそちらが好きな方は気に入ると思います。
価格は少々高くなっていますがリースなら月々の負担だけで乗り続けることができますし、法人ならすべて経費として計上できるのでそこまで大きな負担にはならないでしょう。
これから軽バンを利用しようと思っている方はぜひ検討してみてください。
