ガソリンスタンドで契約できるカーリース会社一覧

ガソリンスタンドで契約できるカーリース会社を紹介していきたいと思います。

この数年の間に個人向けカーリースの需要は急激に増えており、2018年には約25万台の契約数がありました。

このペースで増え続けると2022年には93万台にまで増えるといわれています。

石油事業者がカーリース業界に参入したことで認知度が上がったことが背景にあるといわれていますが、個人的には時代のニーズに合っていたことも大きな要因であると思っています。

なぜ石油事業者が参入してきた？

石油事業者がカーリース業界に参入してきたのは収益の多角化が目的であるといわれています。

2009年ごろに石油価格が急激に上昇した時やその2年後ぐらいにも石油の価格が高騰したことがありました。

この時多くの石油事業者があおりを受けてガソリンスタンドが次々につぶれていったのは記憶に新しいと思います。

以前に比べて石油の価格が不安定になっているのも事実で、これでは安定して収益を上げるのは難しくなっているといえるでしょう。

こうした中石油事業と相性のいいカーリースを提供することで一部の業者が収益の増大を図ったというわけです。

独自サービスを展開しているのは？

石油事業者が参入してきたことで消費者は必ずといっていいほど利用するガソリンスタンドで気軽にリースを利用できるようになりました。

大手石油業者のうち独自サービスを提供しているのは次の2社になります。

コスモスマートビークル

ガソリンスタンドの数がエネオス、出光、昭和シェルに次いで4番目に多いコスモ石油は独自のカーリースサービスである「コスモスマートビークル」を販売しています。

2011年からサービスを提供しておりテレビCMでの宣伝も頻繁に行われています。

ちょうどカーリースの需要が増えてきたことろ重なっていると思いますが、これはCMにより認知度が高まったからだと考えられます。

プランの中にはガソリンスタンドの強みを生かした給油割引も入っており、業界内でもトップの割引率となっています。

サービス内容はオリックスなどの大手にも劣っておらず、リースを検討しているなら絶対に候補に入れておいた方がいい業者であるのは間違いありません。

下記のページでプランや料金について詳しく解説しているので興味がある方はそちらもご覧ください。

出光オートフラット

出光興産はエネオスに次いで2番目に多いガソリンスタンドがあり、その数は全国に約4000カ所もあります。

2017年からカーリース事業に参入しており、やや遅れながらも徐々に利用者を増やしています。

まだサービスが始まったばかりなのでコスモや大手に比べると今一つの感じは否めず、料金も若干高くなっています。

詳しくは以下のページで解説しているのでそちらもご覧になってみてください。

その他のガソリンスタンドは？

日本のガソリンスタンドの業者数は次のような順番になっています。

ダントツでトップを走るのはENEOSですが、こちらは独自のカーリースサービスを提供していません。

しかしガソリンスタンドによっては独自に別の業者と提携してリースを販売しているところもあります。

提携している業者はカーコンカーリースだったり定額ニコノリパックだったりフラット7だったりですね。

こちらも詳しくは以下のページで解説しているので興味があれば読んでみてください。

ほかの業者については詳しく調べていないのですが、おそらくENEOSと同じように独自に提携して販売しているところもあると思います。

なので現在はほとんどのガソリンスタンドでカーリースを利用できるようになっていると思います。

最寄りのガソリンスタンドがカーリースを提供しているのかどうか気になる方は公式サイトから対応しているかどうか調べるか、実際に足を運んだ際に店員に聞いてみるのがいいでしょう。

ガソリンスタンド系の業者の中ではダントツでコスモ石油がおすすめです。

まとめ

ガソリンスタンドで独自のカーリースサービスを提供しているのはコスモ石油と出光興産で、他は他社と提携して商品を販売しています。

どちらがいいということではありませんが、他社と提携している場合は給油割引がついていないこともあるので、それ目当ての方は気を付けたほうがいいでしょう。

品揃え、料金、契約プラン、メンテナンスパックなど総合的に判断するとやはり先にサービスを展開したコスモ石油に軍配が上がります。

インターネットからの契約にも対応していますし、近くに店舗があるという方は一度足を運んでみてもいいかもしれませんね。